【 婚活Q&A 】

交際中の相手にLINEで失礼なことを書いてしまい、すぐメッセージを「削除」をしたのですが、それ以来連絡が取れなくなりました。操作にミスがあったのでしょうか?

圧倒的な人気を誇るメッセージアプリ「LINE」は、よく婚活にも利用されています。ただ、LINEは気が向いたときにサクッと会話のやりとりができて便利ですが、つい軽率なメッセージを書いたり、送信相手を間違える「誤爆」をしてしまうこともあります。ある調査によると、LINEユーザーの8割以上が誤爆を経験したことがあるそうです。

実は間違ったメッセージを送ってしまった場合、LINEの「削除」機能では本当の意味で削除ができていません。自分の端末から見えなくなるだけで、相手にはしっかり表示されているのです。気心の知れた親友ならまだしも、婚活中の異性であれば致命傷になりかねません。相談者さんのケースは、まさにこれだったと考えられます。

そこで婚活ユーザーなら絶対に覚えておきたいのが、2017年末に実装された「送信済みメッセージの取消し機能」です。

送信取消が使える条件は、以下のとおりです。

・メッセージ送信から24時間以内である
・相手と自分、どちらもLINEのバージョンが最新である

この条件を満たしているなら、消したいメッセージを長押しして「送信取消」を選ぶだけです。

これで、うっかりデートの帰り道に「楽しかったけど…次はもうちょっと高いお店で食事したいなー」など、フレンドリーなつもりが地雷級のメッセージを送ってしまっても、未読のうちに取り消すことができます。

ただし取消機能は便利ですが、欠点もあります。

欠点の1つは、相手の端末に「○○(あなたの名前)がメッセージの送信を取り消しました」と痕跡が残ることです。つまり取り消したいほどマズいメッセージを送ったのだな……と相手から疑われるのは覚悟しなければいけません。

もう1つの欠点は、相手の通知画面にメッセージが残ってしまう可能性があることです。これは相手側の設定、そして自分と相手のOS、端末の種類などによって違ってきます。未読のうちに取消しできたとしても、メッセージを読まれてしまうリスクがあることは覚えておいてください。

ここまで見てきたように、LINEに追加された「送信取消」機能は便利ですが、婚活という真剣勝負の場ではパーフェクトとは言えません。

そもそも意中の相手に軽はずみなメッセージを送らないこと、書いたメッセージは必ず内容・送信相手を確認してから送ることが肝心です。一度のミスで貴重な出会いを台無しにしないよう、よく注意しながらLINEを婚活に活用してください。