【 婚活Q&A 】

医者の男性と婚活アプリで知り合ってデートの約束ができました。初デートはどんなところを注意すればいいでしょうか?

最初のデートは誰だって緊張しますし、婚活の相手が医者や一流企業勤務など高ステータスの男性であればなおさらでしょう。ここでは「自分のどこがチェックされているか」「相手のどこをチェックするか」の2つに分けて紹介します。

まずは医者に結婚相手と認めてもらうためのポイントです。ただ単に美人ならばいいかと言えば、そうとも限りません。ある程度の容姿は大前提として、派手すぎない清楚な雰囲気、そしてパーティーや学会といったフォーマルな集まりに同伴しても恥ずかしくない「知性」が求められる傾向にありますから、自分の内面まで磨くことは必須です。

また、医者だけでなく高収入な男性は、生活が不規則になりがちです。そんな事情を理解し、家庭を守ってくれる女性が選ばれます。仕事よりも自分を優先してくれて当たり前だわ、収入が多いから派手な暮らしをしても大丈夫ね……などという考えが少しでも透けて見えれば「やっぱり医者の肩書きだけが目当てか」と相手にしてもらえません。

初デートではそこも踏まえ、清潔感ある服装、ガツガツしない落ち着いた会話でマイナス要素をできるだけなくします。そして医者という職業だけにこだわらず、1人の男性として相手の話をよく聞き理解を示すのが良いでしょう。

次に、相手のどこをチェックすれば良いかです。基本的には一般の男性と同じポイントを見ればいいのですが、少しだけ違いもあります。

まず身なりや基本的マナー、あなたへの態度など。これは婚活の基本で、医者ともなればそつなくクリアしているでしょう。ただし相手が医者であるという先入観が働いて、ハードルを低くしてしまうのはいけません。一生をともにする相手としてふさわしいか、ある程度は厳しい目で判断してください。

また、ストレスを溜めやすい職業柄、ふとした拍子に他人へ強く当たってしまうことも考えられます。レストランの店員にやたら横柄な態度をとったり、お酒が入ったときに乱暴な言動になったりしないか、ここも要チェックです。

最後に、意外と忘れがちですが「その相手は本当に医者なのか?」も大切なチェックポイントです。

医師免許の提出を義務づけている結婚相談所なら、経歴詐称の心配はありません。しかし身分確認をまともにしていない婚活パーティーや出会いアプリでは、無視できないほどの確率で「自称・医師」が潜んでいます。

もちろん初デートでいきなり医師免許を見せてほしい、なんて言えませんから、全体的な振る舞いや会話から判断するしかありません。服装が収入に合わないほどみすぼらしくないか言葉づかいが粗暴ではないかすぐホテルに連れ込もうとしてこないか、医療ドラマで見たようなシーンを話して過剰に医者アピールしてこないか……などは注意を払っておきたいところです。

いずれにしても、初デートの極意は「次もまたこの人に会いたいな」と思ってもらうことです。適度な距離感で会話を楽しみ、お互いリラックスできる雰囲気を作ることが、高ステータスな相手との良縁をもたらしてくれるでしょう。