婚活で知り合う男性でイケメンと高年収ならどちらを選びますか。

婚活に励んでいると、立て続けに良い相手と出会える場合があります。いわゆる「モテ期」の到来で、相談者さんが今まさにその時なのかもしれません。条件の良い異性が2人いたら、たしかに誰でも迷うところです。

好みで決めれば良いと言ってしまえばそれまでですが、参考になる客観的データとして、女性が結婚相手に求めている条件の上位ランクを並べてみましょう。


・性格や価値観が合う
・収入が高い
・思いやりがある
・浮気をしない

意外かもしれませんが、どこの実施した婚活アンケートでも「見た目」「学歴」「若さ」は重視されない結果になっています（女性が回答者の場合）。

単に付き合うだけならイケメンや高学歴はステータスになるかもしれませんが、一生をともにするパートナーとしては性格・年収などが大切なようです。実際、幸せな家庭を築いている女性に聞いたアンケートでも「顔や年齢は気にしなくて正解だった」と答える人が多数派です。

さらに踏み込んで、結婚したものの別れてしまった夫婦の「離婚原因」上位ランキングも見てみましょう。最高裁判所が詳しいデータを公開しています。

・性格の不一致
・暴力を振るう
・生活費を渡さない
・精神的な虐待
・異性関係

基本的には結婚前のアンケートと大差なく、「性格・お金・浮気」の問題が離婚原因になっています。そこへ肉体的・精神的な暴力が加わってトップ5位までを占めます。

このようにデータから考える限り、顔や若さよりも経済力、つまり「若いイケメン」と「高収入な年上」の二者択一なら、後者のほうが結婚相手に向いていると言えるかもしれません。ただ注意したいのは、高収入だからといって絶対安心とは言えない点です。

せっかくの高い収入も家庭に入れず、愛人やギャンブルに注ぎ込むようでは生涯のパートナーとして失格です。価値観は合うか、他人を思いやれそうか、ちゃんと結婚後も家計を支えてくれそうか、交際時に厳しく見極めるようにしましょう。

ちなみに「迷うなら両方と付き合ってみればいいじゃない」と考える人がいるかもしれませんが、これはNGです。婚活で知り合った場合、最初の何度かは2人で会ってみて互いを知るための期間となります。そこから先、正式に交際をスタートさせたら、ほかの異性と2股をかけるのはルール違反です。

「肉体関係をもつまでは交際じゃないから複数男性をキープしても大丈夫」とアドバイスする恋愛専門家もいますが、リスクがあります。あなたの交際する男性が、必ずしもこの専門家と同じ倫理観とは限らないからです。最悪、2股がバレてしまえばキープしておきたい男性と本命の男性、どちらからも愛想を尽かされる可能性だってあります。

まず迷ったらイケメンだとか高収入だとか客観的にわかる要素は忘れて、あらゆる女性が一番重視している「性格が自分に合うか」「一緒にいて疲れないか」という主観的なところを考えてみてください。フィーリングが最優先ということです。そこをスタート地点として、見た目や収入も適度にプラスして判断するのが良いでしょう。